解剖学と芸術
芸術と身体性についての記述。告知など。
2015年10月31日土曜日
中心でもあり辺境でもある
遠出をした。知らない街にいると感覚が鋭敏になる。自分ひとりがよそ者のような気さえする。
自分という窓から世界を見ることはつまり、自分を世界の中心と位置づけている。自分がそうであるように、他の人もそうやって世界を自分の窓から見ている。
自分がどう見られているかを意識している人もいる。その人にとっての世界の中心は彼自身なのだ。しかし、彼が他者を他者としてしか見ないように、実は彼自身もまた他者にとっての他者でしかない。
つまり、私たちは皆、世界の中心でもあり辺境でもある。
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