2009年4月8日水曜日

構造の美と文脈の美

構造の美とは、形の美の事だ。これは数学的なものでもあろうから、数値で表せるかもしれない。黄金比などはこれに当たる。これらは、目に心地よく、誰にとっても美を認識できるだろう。

しかし、ここには心が無い。無情の美である。


一方、文脈にも美は潜んでいる。その形そのものがたとえ美しくない比率だったとしても、文脈が美しいとそこに美を感じる。感情が生み出す美だ。

良い芸術には、どちらもが要る。

0 件のコメント: