芸術を作るのは動物の中でも、人類だけに限られている。現在もそれは続いている。我々がしていることなのだから、芸術は人類の発明したものと言っても過言ではない。
しかし、問題はそれをいつ発明したか、だ。芸術の起源は、専門の研究者によって研究が続いているようだが、遺跡の発見から推測するしかないのが現状であろう。
芸術の定義は、歴史と共に変化し続けている。「真の芸術」を定義しようとする試みは常に誰かが行ってきた。しかし、決定的な答えは出ない。
芸術は確かに人類の発明であるが、その起源は私たちが意識を持つ以前に遡るものかもしれないほどに古い。その行為が芸術であると定義されたのはその歴史から見たらつい最近のことであり、もはやそれは「芸術の発見」と言ってもいいだろう。
見つけたものが、何なのか。その答えは簡単には出ない。
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