2018年10月8日月曜日

挙式

   挙式に参列した。比較的近い関係性の人が呼ばれるのだから、誰かの人生物語のキャストとしての自分が存在していることを実感する。式と披露宴を通して演出されるのは彼らの人生であるわけだが、それを見ている私たちは、多かれ少なかれ自分の人生と照らし合わせている。むしろそうでなければ実感は湧かない。冠婚葬祭に参列することは、他者の人生を通して自らのそれを見返す機会でもあるのだろう。

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